それでも佐賀に住み続ける6つの理由

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そのほか

「それでも◯◯に住み続ける理由」なるミニムーブメントが起きているようですが、佐賀版が見当たらなかったので重い腰を上げて書いてみます。

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ただ、佐賀といっても東側の佐賀市/鳥栖方面と、西の唐津方面では特徴が異なりますので、ここでは「東側の佐賀市/鳥栖方面」を中心に理解いただけると幸いです。

それでも佐賀に住み続ける6つの理由

1:広い空とすばらしい景観

それでも佐賀に住み続ける6つの理由

佐賀には高層ビルがありません。この理由のひとつは、毎年開催される熱気球の世界大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」開催時にバルーンの障害にならないことを考慮されています。その結果、佐賀の景観のなかに高層ビルはなく、永遠と続く広い空を堪能できます。とくに佐賀市周辺は、佐賀平野と呼ばれる平地続きで、なおさら空の青さが際立ちます。

2:生活に根ざした伝統文化が多い

それでも佐賀に住み続ける6つの理由

佐賀県には「嬉野温泉」「武雄温泉」「古湯温泉」といった全国的に有名な温泉が複数あります。これらは県外から観光客を呼ぶことも多いですが、なにより佐賀県内の地元住民にも多く愛用されています。

佐賀県を代表する伝統工芸のひとつ、陶器(陶磁器)についても、歴史的価値・芸術的価値の評価だけでなく、その多くは地域の住民が普段使いとして愛用できる工芸品です。日本中が注目する伝統工芸・文化でありながら地域の人が普段から愛用する道具であるところなど、生活に根ざした文化が多いように感じます。

それでも佐賀に住み続ける6つの理由

このような伝統文化が根付く背景として、佐賀県の歴史が関与しているように思います。佐賀県は古くは戦国時代の朝鮮侵攻の舞台となる名護屋城があったり、江戸〜明治時期には長州や薩摩とともに明治維新を支えた地域として、歴史の重要な舞台に登場していました。坂本龍馬が長崎に向かった「長崎街道」は佐賀県を横断しており、その街道周辺には多くの伝統文化がいまなお生き続けています。このような歴史の一部として佐賀県を見ると、また違った楽しみ方ができます。

3:不動産の取得コストが低い

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佐賀県の人口は約84万人。佐賀も例外なく人口は減少傾向にあります。とくに転出者が多いことから、転入者を獲得するための施策なども多く実施されています。その中で不動産については、都市部では考えられないような価格で、庭つき一戸建てが手に入ります。なんなら畑付きだって珍しくありません。佐賀県が発表した統計調査によると、住宅地の平均価格は 25,600円/㎡ となり、47都道府県中 44番目の安さです(2008年発表)。比べてもしょうがないですが、東京都は311,800円/㎡ とのこと。1/12以下の値段です。

DIYで家屋を自分なりにアレンジして、田舎暮らしなんて粋だと思いますよ。

▼佐賀県の一軒家を探す
http://www.homes.co.jp/kodate/saga/list/

4:行政が斜め上をいっている

行政が行う県や市のプロモーション施策がちょっと斜め上を行っています。 人口が少ない分、プロモーションにかけるコストが他の県と比較してすくないことが予想されます。正攻法で正面から取り組むよりは、突発的なバズを狙うような施策が見られます。 いまではポピュラーな取り組みとなった「フォーチュンクッキー」を自治体として取り組んだのは、おそらく佐賀県が最初だったのではないでしょうか。最近では少々スベり気味ですが「ロマンシング佐賀」といったプロジェクトも発表されました。

おっと武雄市をわすれちゃいけませんね、武雄市図書館は自治体と企業による新しい取り組みとして多くの話題を呼びました。図書館が観光地になるっていうのも、既存のコンテンツ再利用の良い例ではないでしょうか。

▼武雄市図書館
http://www.epochal.city.takeo.lg.jp/winj/opac/top.do

5:福岡に近い

少々自虐的ですが「福岡に近い」ことをメリットとして挙げます。
では、具体的にどれくらい近いかというと、JR佐賀駅からJR博多駅まで特急で約40分。

まあ、それなりに時間はかかりますが、首都圏の通勤時間を参考に考えると決して遠すぎる距離ではないように思います。料金は特急券を含めて、往復2,200円。約30分おきに特急があるので、時刻表を調べることなく駅に向かうことも多いです。特に特急電車のため、途中は鳥栖・新鳥栖(たまに二日市)に停まるだけ。通勤ラッシュ時もちょっとコツを掴むと、わりとすんなり座席にも座れますし、佐賀をベッドタウンとして博多や天神に通勤する人も多いですよ。私もその一人でした。

この特急電車を一例として、ほかには高速バスで福岡に向かうのもオススメです。 あ、実は佐賀空港という「国際空港」もあるんです。上海とソウルに直行便が飛んでいるんですよ。

6:途上であること

それでも佐賀に住み続ける6つの理由

佐賀県は大都市と比較すると、様々な点で利便性が劣るケースがあります。しかし逆にチャンスもあると考えています。

もしあなたがビジネスや趣味などで活動を始めた際、大都市のような「大勢の中のひとり」ではなく、「◯◯◯といえばアナタ」といった立場となるチャンスも多く残っています。都市部で経験を積んだ人たち(飲食店や美容室・アパレルなど)が佐賀で独立し、人気を博すケースもたくさん見てきました。

これは佐賀県に限らないことですが、地方住まいの方も多くの刺激と消費を求めています。
その中で秀でて、支持を得るチャンスは、大都市より多くあるように感じます。

また、田舎でしか手に入らない価値観も魅力ですが、都会だけの楽しみのように語られるポップカルチャーも充実しています。佐賀でも週末はクラブに人があつまり、カフェではアコースティックライブが開催され、マニアもうならせる単館系映画館もあります。最強のローカルフットボールクラブ「サガン鳥栖」だって見所たくさん。住めば都という言葉は、佐賀にぴったりだと思いますがいかがでしょう?

その他の地域の「それでも◯◯に住む理由」
佐賀県
はなわ
インペリアルレコード

写真提供 あそぼーさが

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