put up. 藤井啓輔:CGパースの世界は、想像を超えた計算(レンダリング)から生まれる

INTERVIEW put up FUJII KEISUKE
アート

建築CG(コンピューターグラフィックス)パースを使い、街づくりに貢献する put up. 代表の藤井啓輔さんにインタビューを行いました。

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藤井さんは、携帯電話ビジネスの制作会社、建築CGパース制作会社勤務を経て独立。多久市を拠点に建築CG、広告、音楽制作などを請け負っている。

 

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目の前に最先端のテクノロジーがある。

– 建築CGパースの制作をはじめたきっかけはなんですか?

もともと音楽が好きで海外を周っていた時に、音楽はその場所・雰囲気・空間で聴こえ方が変わってくると感じて、その空間のデザインも自分でやってみたいと思ったことがきっかけですね。

 

– CGパースを使うことでより空間のデザインが明確になりますね。

図面だけではイメージしきれなかった、光の調光や立体感、素材の感じ、色見など明確に表現できます。また、CGパースの中に人物を入れ込むことによってより一層イメージがやりやすくなります。

 

– 完成時のイメージを、実際に造る前に想像されるということですか?

そうです。
CGパースの中の世界は、全て計算でデザインしますので、光の回り込みなど細かな点まで表現できます。

 

– 建築CGパースのお仕事はどのように依頼を受けるのでしょうか?

依頼元は大きく分けると3つになります。

大手ゼネコン、設計事務所、大手土木コンサルティング会社などからの依頼が多いです。

 

– 大手企業が多い印象ですね。では、個人でお店を出される方はどうでしょうか?

まだ、個人の方がお店を出される時に、CGパースを使ってまでやられる方は少ないです。費用も時間も掛かるので、費用の割り当てとして、店舗内の什器やインテリアなどの設備投資を選択するケースが多いのが現状です。しかし、個人のお客様のニーズにも応えられる様にパッケージ化していく事が課題です。

 

建築CGパース

街中で手軽に3D出力ができる時代に。

– ではこれからCG業界はどのように変わると思われますか?

そうですね。これからのCG、3Dの業界は3Dプリンターの時代になるでしょうね。
街中で手軽に3D出力ができる時代になりますよ。すでに写真を3D出力してくれる写真館もあります。
撮った写真がフィギアで残せるんですよ。

 

– それはすごいですね!では3Dなどを扱える技術を持った方も沢山いるのですか?

いいえ、それが少なくてバランスがとれていないのが現実だと思います。

 

– それなら3Dなど新しい物作りに興味がある人はチャンスでもありますね?

はい。
色んな企業も参入してきているので、興味がある人はぜひ頑張って勉強してもらいたいです。

 

建築CGパース

生き生きとしていないと仕事は来ない

– 独立されて変わったことはありますか?

そうですね。会社務めの時は必ずオンとオフがあったんですが、今はあまりないですね。
なので、常に自分をプレゼンしてる感じです。対会社であっても、その担当者の方と繋がっていたいと思うようになりました。そうすることによって色んな繋がりができて今があります。

また、独立した事によってもっとスキルを高めていかないと仕事をいただけないので、そこは常に考えています。色んな事に挑戦するようになり、昨年 多久駅で実施したプロジェクションマッピングもその一つです。

 

– 最後にひとことお願いします。

多久市街づくり協議会にも参加していて、今年の夏にはJR多久駅の施設が完成予定なのでみなさん宜しくお願いします。

EDIT:YOSHIDA

 

プロフィール

藤井啓輔

藤井啓輔(ふじい けいすけ)

put up. 代表

WEB:http://put-up.info
1983年生まれ、埼玉県所沢市出身。埼玉県立所沢中央高 — 東京ビジュアルアーツ専門学校音響学科卒。
携帯電話の着信メロディー制作会社、建築CGパース制作会社勤務を経て、2013年に多久市に移住。
建築CG、広告、音楽制作などを請け負う「put up.」を立ち上げた。

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