【九州ダービー】人に伝えたい鳥栖vs福岡の見所。大男たちが跳びまくる!タメまくる!

ダービーマッチは、それぞれの街を背負って戦うチーム同士、それぞれの街を愛する者同士の勝負。
戦いの火蓋が切られた瞬間、目の前の相手に絶対に負けないという意志を持ってプレーしなければなりません。

そんな特別な一戦では、ピッチに立つ選手たちが闘争心を剥き出しにして、ボールを奪い合うシーンが何度も見られます。

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2016年シーズンの開幕戦でぶつかり合うことになったサガン鳥栖とアビスパ福岡。まだシーズンが始まっていないので両者がどのようなサッカーをしてくるかは分かりません。

が、出場が予想される選手にスポットを当て、個人vs個人の局面での見どころポイントを紹介したいと思います。

これを読めば、当日のダービーを、スタジアムで、テレビの前で、より楽しめること間違いナシ!?

どちらも空中戦に強いセンターフォワードを起用

サガンとアビスパはどちらも、センターフォワードという最も相手ゴールに近いポジションに、背が高くてジャンプ力のある選手を起用してくることが予想されます。

サガンは、3年連続15得点以上を記録している不動のエース、豊田陽平選手(背番号11)。北京オリンピック代表や、日本代表経験もある、空中戦の強さではJリーグ最強クラスです。

一方のアビスパは、昨シーズン途中から加入し抜群の存在感でJ1昇格に貢献したウェリントン選手(背番号17)。相手ディフェンダーがヘディングで競ろうとしたボールでも、胸で簡単に扱えてしまうほど相手にとっては厄介な選手です。

空中戦に強いタイプのフォワードを起用するチームの狙いは、センタリングやコーナーキックからヘディングでゴールすることの他に、ゴール前での守備から一気に攻めあがる際の「タメを作る」ことがあります。

「タメを作る」とは、ボールを奪われないようにキープして味方が攻撃に加わる時間を作ること。ディフェンダーがボールを奪って大きく蹴り返した(クリアした)ロングボールに相手と競り合ってボールを保持し、敵陣に攻め込む味方にパスがつなげば、攻撃していた相手の守備が手薄になっているため大きなチャンスになります。

これをカウンター攻撃といいます。ここでボールを保持できないと、相手に二次、三次攻撃を許すことになり、防戦一方となってしまいます。

▲相手をなぎ倒しながら「タメを作る」ウェリントン選手。(湘南ベルマーレ所属時代)

サッカーの試合を観ていると、こういった局面でよくフォワードの選手が後ろから押されて倒れ、ファールとなるシーンがありますね。ここでどちらがボールを保持できるかは非常に重要なので、カウンターを許したくない相手は激しく競りに来ます。たとえファールになったとしても試合が一旦止まるため守備陣形を整える時間が作れるのです。

しかし、豊田選手もウェリントン選手も、体が大きいのでちょっと当たられたぐらいでは倒れません。豊田選手の場合は、相手ディフェンダーにうまく背中を押させてファールをもらう技術もあります。

▲太すぎるふくらはぎが豊田選手の驚異的なジャンプ力を生む

アビスパの場合はウェリントン選手の後方にもう2人のフォワードを配置するので、ウエリントン選手がロングパスをヘディングで巧みにパスし、攻撃を展開するという戦術をとります。サガンとしては、これを簡単に許さないようにしなければなりません。

韓国人ディフェンダーが長身フォワードを迎え撃つ

両チームにとって生命線となる空中での競り合い。これを押さえ込むためには、空中戦に強いディフェンダーをぶつけなければなりません。この役割を任されるのは、奇妙なことに両チームとも韓国人のキム選手です。

空中戦に強いサガンのディフェンダーは身長187cmキム・ミンヒョク選手(背番号5)。いかつい外見そのままに、激しいぶつかり合いもいとわず相手の攻撃を止めるガッツが魅力。

ウェリントン選手との競り合いや、こぼれ球に必死で食らいつき、アビスパの攻撃を遮断するにはもってこいの選手です。

アビスパにも今季から長身のディフェンダー加入。J2のジェフ千葉から獲得したのキム・ヒョヌン選手(背番号20)は、J2では非常にレベルの高いディフェンダーとして相手の脅威となっていました。

アビスパに加入したことで自身初めてとなるJ1でのプレー。そして、日本人選手の中でも最高クラスのセンターフォワードとの対決あって、並々ならぬ気合で試合に臨んでくることでしょう。

▲元日本代表の巻誠一郎選手に競り勝つキム・ヒョヌン選手(ジェフ千葉時代)

以上、「九州ダービー 初心者向けマッチプレビュー 長身フォワード編」でした!
今回は花形ポジションのセンターフォワードと、彼らを押さえ込むディフェンダーにクローズアップしました。

ただの一戦では片付けられない九州ダービーを、より楽しみに感じてもらえたら幸いです!

紹介した選手おさらい

サガン鳥栖フォワード/豊田陽平選手

背番号:11
生年月日:1985年4月11日
出身:石川県
身長:185cm
体重:79kg

サガン鳥栖ディフェンダー/キム・ミンヒョク選手

背番号:5
生年月日:1992年2月7日
出身:韓国
身長:187cm
体重:73kg

アビスパ福岡フォワード/ウェリントン選手

背番号:17
生年月日:1988年2月11日
出身:ブラジル
身長:186cm
体重:89kg

アビスパ福岡ディフェンダー/キム・ヒョヌン選手

背番号:20
生年月日:1991年4月30日
出身:韓国
身長:184cm
体重:77kg

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