真の九州ダービー。6年ぶりにしてJ1初の勃発なるか!?

真の九州ダービー。6年ぶりにしてJ1初の勃発なるか!?
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2016年、6年ぶりとなる「九州ダービー」勃発が現実味を帯びてきました。アビスパ福岡がもしJ1昇格を決めれば、J1の舞台で待ちうけるサガン鳥栖と相まみえることになるのです。

アビスパは前試合終了(11月14日)時点で、2位ジュビロ磐田に対し勝ち点差は「0」、得失点差「5」の3位に位置し、自動昇格圏である2位以上に食い込むべく、23日のJ2リーグ最終戦(対FC岐阜)に臨みます。

攻撃と守備の歯車が噛み合い、7連勝中とリーグの中でも抜きん出て好調を維持しているアビスパ。ほぼ確実視されていた大宮と磐田の自動昇格に待ったをかけるごとく怒涛の追い上げを見せ、ついに先週の試合で2位と同勝ち点の位置まで到達したのです。

もし最終節で順位が入れ替わるようなことがあれば、Jリーグ史上最大の逆転昇格と言えるのではないでしょうか。

チームの好調とマッチデーイベントの充実化で、かつての盛り上がりを取り戻しつつあるレベルファイブスタジアム。

チームの好調とマッチデーイベントの充実化で、
かつての盛り上がりを取り戻しつつあるレベルファイブスタジアム。


アビスパのJ1復帰が意味すること。それは、鳥栖と福岡、それぞれの街のクラブが史上初めてJ1の舞台で激突するということです。

今でこそ、九州に6つのクラブが存在し、九州のクラブ同士の対戦が増えましたが、かつて「九州ダービー」と称されたのはこの2クラブの対戦でした。

2010年から九州内でのダービーマッチを「バトルオブ九州」と呼ぶようになり、「九州ダービー」と同義語のように扱われていますが、混同を避けるために「九州ダービー」はサガン鳥栖とアビスパ福岡の対決のみ、他は「バトルオブ九州」と呼び分けるのも良いかも知れません。それだけ、このカードは特別なものと言えます。

アビスパは経営改革後、スポンサー数が激増。経営面でも負けられない相手に。

アビスパは経営改革後、スポンサー数が激増。経営面でも負けられない相手に。


かくいう自分も、2012年から九州のJリーグを観戦し始めたので、まだ九州ダービーを経験したことがありません。ですが、ダービーに関する過去の記事を読んだり、それぞれのサポーターから話を聞くと、その対決の激しさや重要性がひしひしと伝わってきます。

「カップ戦決勝、ACL…どんな試合よりもアビスパ戦だけは特別。」

「降格よりもアビスパに負ける方が立ち直れない。」

鳥栖サポーターにダービーの話題を持ちかけると、ダービーマッチならではのライバル意識が溢れ出します。それぞれのクラブには絶対に負けたくないというプライドがあり、勝てば至福の瞬間が、負ければこの上ない絶望が待ち受けているのです。

beasuta

鳥栖にやって来たアウェイサポーターを歓迎の拍手で迎えたり、ホーム/アウェイの分け隔てなくスタジアム内を歩きまわれたりと、いつも牧歌的な空気に包まれているベストアメニティスタジアムですが、アビスパ戦となると雰囲気はガラリと変わるようです。

あの優しい鳥栖サポの声援と、ベアスタの雰囲気がどのように変わるのか。J1で4シーズンを戦い、J2時代と比べて倍以上の観客を集めるようになった今、どんなダービー劇場が作り上げられるのか。来シーズンこそは、この目で確かめられることを切に願います。

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